プレスリリース

PRESS RELEASE

株式会社ソラコム、 IoT 通信プラットフォーム「SORACOM」に 管理ユーザー毎にアクセス権限を設定できる、アクセス管理機能を追加

株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 玉川憲、https://soracom.jp/ 以下、ソラコム)は、IoT 通信プラットフォーム「SORACOM」において、アカウント管理のための新機能「SAM(SORACOM Access Management)」を、1月27日(水)より提供開始します。

「SORACOM」は、2015年9月に発表・提供開始された、IoT デバイスに最適化され、少ない初期投資で、データ利用量に応じた料金体系で用いることができるIoT 通信プラットフォームです。SIM カードを提供しモバイルデータ通信を可能にする「SORACOM Air」、セキュアなデータ転送を支援する「SORACOM Beam」などの IoT システム支援サービス提供しています。

大規模な IoT システムを構築する際、様々な役割を持つ管理者やプログラムが想定され、全ての管理者やプログラムにすべてのアクセス権限を付与する必要はありません。そこで、このたび機能追加される「SAM(SORACOM Access Management)」では、「SORACOM」の全操作が行える管理者である「オペレーター」の下に、アクセス権限が限定されたユーザーである「SAMユーザー」を発行し、そのユーザーごとに利用できる API や、利用可能期間などを設定することが可能になります。

本機能の追加により、「SORACOM」アカウント管理者は、利用者の管理を簡易に行うことができるほか、不要なアクセスや操作ミスを未然に防ぐことができ、セキュアな IoT システムの運用を行うことができるようになります。

株式会社ソラコムは、お客様やパートナー様のご要望、ご意見を元に、継続的に「SORACOM」プラットフォームの機能を拡充していくことで、お客様やパートナー様が「SORACOM」を活用したシステム構築や、ソリューション提供することを支援していきます。

以上

■「SAM(SORACOM Access Management)」機能詳細

1.開始時期: 2016年1月27日(水)

2.サービス概要

  • アカウント作成時に作成される、「SORACOM」の全操作が行える管理者である「オペレーター」が、その下に、「SAM ユーザー」を発行。
  • 「SAM ユーザー」は、それぞれにコンソールログインの認証情報と認証キーを持ち、独自のログインと、紐づくオペレーターアカウントの API 経由での「SORACOM」の操作を可能とする。
  • 「SAM ユーザー」は、JSON 形式で定義することで、権限設定を行うことができる。
  • 権限設定は、各々に権限設定する「インライン」と、あらかじめ権限設定したグループに SAM ユーザーをひも付ける「ロール」の2つの方式で設定。
  • 操作できる API や、利用可能期間の限定が設定可能。

3.概念図
SAM

4.Webサイト

「SAM(SORACOM Access Management)」概要
https://soracom.jp/platform/

「SAM(SORACOM Access Management)」機能詳細
https://dev.soracom.io/jp/start/sam

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