プレスリリース

PRESS RELEASE

IoT 通信プラットフォーム「SORACOM」 プライベート接続サービス「SORACOM Canal」を操作する API を公開、4月6日(水)から Public Beta として提供開始

株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 玉川憲、https://soracom.jp/ 以下、ソラコム)は、ソラコムが提供する IoT 通信プラットフォーム「SORACOM」で、1月27日に Limited Preview 版として限定的に提供開始したプライベート接続サービス「SORACOM Canal」において、4月6日(水)より同サービスの設定管理を行う API を提供開始し、あわせて「SORACOM Canal」を SORACOM ユーザーなら誰もが利用できる Public Bata サービスとして提供開始いたします。

IoT 通信プラットフォーム「SORACOM」は、データ通信 SIM を用いた、IoT デバイスに特化したモバイル通信サービス「SORACOM Air」、暗号化やルーティング設定などをクラウドで肩代わりするデータ転送支援サービス「SORACOM Beam」など、IoT システム構築に不可欠な「通信」に関する6つのサービスを提供しています。お客様は、「SORACOM」をご利用いただくことで、セキュアに、リーズナブルに、プログラマブルに IoT システムに通信を組み込むことができます。

1月にソラコムが提供開始した、「SORACOM Canal」は、Amazon Web Services におけるお客様所有の仮想プライベートクラウド(Amazon Virtual Private Cloud、以下 Amazon VPC)にプライベート接続することで、 「SORACOM」が提供するデータ通信SIM(SORACOM Air)を利用するデバイスから、お客様のシステムまでを、インターネットを介さずに閉域網接続することを可能にするサービスです。

今までは「SORACOM Canal」の利用開始には、ソラコムに事前に利用申請し、SORACOM 側で Amazon VPC との接続設定をする必要があり、「SORACOM Canal」によるプライベートネットワーク接続を実際に使い始めるまでにはお待ち頂く必要がありました。4月6日に提供開始する API を利用すれば、お客様自身が SORACOM 側に「SORACOM Canal」用 Virtual Private Gateway を設置・操作することが可能となります。この機能により、お客様は、API 経由で自由に「SORACOM Canal」による、プライベートネットワークを接続追加・削除、設定変更、さらには解約することができます。

株式会社ソラコムは、お客様やパートナー様のご要望、ご意見を元に、継続的に「SORACOM」プラットフォームの機能を拡充していくことで、お客様やパートナー様が「SORACOM」を活用したシステム構築や、ソリューション提供することを支援していきます。

■「VPG Admin API」機能詳細
1.開始時期:2016年4月6日(水)

2.サービス概要
プライベート接続サービス「SORACOM Canal」において、SORACOMユーザーが、自らAmazon VPC を利用したプライベートネットワークを、API を用いて自由に設置・操作することができる。

3.料金体系
変更前:Virtual Private Gateway のセットアップ料金: 9,800 円/回 (税別)
設定変更に係る費用も同額
変更後:Virtual Private Gateway のセットアップ料金: 980 円/回 (税別)
設定変更に係る費用は廃止
※ 「SORACOM Canal」の基本料金、SORACOM Air VPG 利用オプション料金は変更なし

SORACOM Canal の料金は以下をご確認ください。
SORACOM Canal のご利用方法と料金

4.SORACOM API リファレンス
SORACOM API リファレンス

5.Webサイト
「 SORACOM Canal」のご説明
https://soracom.jp/services/canal/

開発者向けサイト「 SORACOM API リファレンス」
https://dev.soracom.io/jp/docs/api/

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