プレスリリース

PRESS RELEASE

SORACOM IoT Fund Program を通じ、アジアの通信スタートアップ企業であるUnaBizに出資

株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 玉川憲、https://soracom.jp/ 以下、ソラコム)は、有望なベンチャー企業への出資を目的とした「KDDI Open Innovation Fund 3号」の投資プログラムのひとつである「SORACOM IoT Fund Program」を通じて、シンガポールや台湾で Sigfox 通信ネットワークを提供する UnaBiz(本社:シンガポール、CEO:Henri Bong、https://www.unabiz.com/以下、UnaBiz)に出資し、戦略的業務提携することをお知らせします。

リードインベスターとして Sigfox、ENGIE 等と共に出資し、ソラコムが戦略的業務提携を結んだ UnaBiz は、2016年にシンガポールで、ついで2017年に台湾でも同様に Sigfox ネットワークの提供を開始した、アジアで最も早く正式な Sigfox のネットワークオペレーターとなった気鋭の通信スタートアップです。顧客がより簡単に Sigfox を使った IoT システムを利用できるよう、UnaShield などの Sigfox モジュールや、UnaSensors などのセンサーデバイスを提供するほか、台湾を拠点に顧客の要望にあわせデバイス設計も手がけ、通信とハードウェア設計の両方のノウハウを持っていることが特徴です。ソラコムでは、2016年7月の SORACOM プラットフォームの Sigfox 対応開始と同時に UnaBiz が製造する Sigfox モジュール UnaShield を SORACOM ユーザーコンソールでの取扱を開始したほか、通常1国1オペレーター制であるSigfoxネットワークを、複数の国を超えて国際間接続するためのネットワーク接続や課金、IoT プラットフォーム連携の分野で UnaBiz と既に協業しています。この度の UnaBiz との戦略的業務提携を通じて、ソラコムは顧客のニーズにあわせた使いやすい IoT デバイスの提供や、グローバル IoT 通信ネットワークとのバックボーン連携を推進してまいります。

IoT 通信プラットフォーム「SORACOM」では、セルラーや Sigfox など異なる規格の IoT 通信コネクティビティを1回線から少ない初期コストで提供、一括管理することができます。また、クラウド連携やサーバーへのデータ転送、データ可視化などIoTシステムに必要となるサービスをプラットフォームとして提供し、お客様迅速なのIoTビジネス活用を実現します。

ソラコムは、「世界中のヒトとモノをつなげ、共鳴する社会へ」をビジョンに、「SORACOM」を通じたお客様のネットワークと IoT に関する知見を活かして、今後も将来性のあるスタートアップ企業の発掘や支援、および事業共創を推進し、IoT による社会のイノベーション創出の輪を拡げていきます。


 

■本件に関するお問い合わせ
株式会社ソラコム  広報担当/田渕
E-mail:pr@soracom.jp

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