プレスリリース

PRESS RELEASE

国内初!セルラー通信内蔵「AWS IoT 1-Click」対応ボタン「SORACOM LTE-M Button powered by AWS」 1年間1,500回分の通信込みで3,980円、10月17日より発売開始

株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 玉川憲、https://soracom.jp/ 以下、ソラコム)は、セルラー通信内蔵のボタン型デバイスSORACOM LTE-M Button powered by AWS」(以下、SORACOM LTE-M Button)を2018年10月17日より発売開始します。*1)

モノとデータをつなぐ IoT は、お客様のビジネスにおける人やコストなどのリソース最適化、新たな顧客接点やビジネス価値の創造、あらゆる業界において利益と無限の可能性をもたらします。

この度販売開始する「SORACOM LTE-M Button」は、日本初のセルラー通信内蔵の 「AWS IoT 1-Click」対応デバイスです。 お客様は単4電池をセットすれば、細かいデバイス設定や、Wi-FiやBluetoothなどの通信設定不要で、ボタンを押すことで様々なアクション、ビジネスロジックを実行することができます。LTE-Mのセルラー通信が内蔵されていることにより、日本全国シームレスにつながり、省電力を実現します。

例えば、消耗品の追加発注や、機器故障時の修理依頼やゴミ回収時期の通知、スマートキーの操作、施設のアンケート端末としての利用や、病院やレストランからの配車依頼など、押すだけで誰もが簡単に使うことができるボタンデバイスとセルラー通信の組み合わせは、これまでIoT活用が行き届かなかった用途にもその活用の範囲を拡げることができます。

本ボタンは、シングルクリック、ダブルクリック、長押しの3パターンのクリックに対し、それぞれにアクションを定義することができます。「AWS IoT 1-Click」を通じてメールや SMS 送信などのアラートを設定、さらに お客様の実現させたいロジックもプログラミングすることでボタンを用途に合わせてカスタマイズすることができます。*2)

本ボタンと SORACOM プラットフォームを組み合わせれば、お客様は所持するボタンを一括管理できるほか、データ収集・蓄積「SORACOM Harvest」や、ダッシュボード作成・共有「SORACOM Lagoon」に連携することで、本ボタンが押された時にアラートを送信したり、ダッシュボードを作成して本ボタンの利用時間帯や、利用回数などをグラフ化して第三者に共有するなど、ボタンを活用したシステムを簡易に作ることができます。

「SORACOM LTE-M Button」は、1台3,980円(個数・期間限定のキャンペーン価格 / 定価 7,980円)で本日より販売開始となります。本ボタンの費用には、1年間で1,500回分のクリック時の通信費が含まれます。

ソラコムは、「世界中のヒトとモノをつなげ共鳴する社会へ」をビジョンに掲げ、IoT技術の障壁を下げ、どなたでも、簡易に、スピーディにビジネスにIoTを活用いただけるよう取り組んでいます。引き続き、通信プラットフォーム「SORACOM」を通じて、お客様のビジネス変革をサポートしていきます。

*1) 11月初旬から順次発送を予定しています。
*2) 「AWS IoT 1-Click」は、アマゾン ウェブ サービスが提供する、アクションを実行する AWS Lambda 関数をシンプルなデバイスでトリガーできるようにするサービスです。サポート対象のデバイスを利用することで、AWS IoT 1-Click の使用を簡単に開始できます。https://aws.amazon.com/jp/iot-1-click/

「SORACOM LTE-M Button powered by AWS」 詳細

1.サービス提供開始日

2018年10月17日
本日より、SORACOM ユーザーコンソールでお買い求めいただけます。
* 11月初旬から順次発送を予定しています。

2.「SORACOM LTE-M Button powered by AWS」の仕様

デバイス名 デバイスイメージ・仕様
SORACOM LTE-M Button powered by AWS
サイズ    約97×33×14mm
重量     約50g
電源     単4 アルカリ乾電池2 本 (電池交換可能)
通信規格   LTE Cat.M1(LTE-M) eSIM 内蔵
アンテナ   内蔵型アンテナ

3.金額

個数・期間限定キャンペーン価格 3,980円 / 定価 7,980円(ともに税別・送料別)
※キャンペーン価格での1人あたりのご購入台数には上限(10台)があります。

・上記の費用に1年間で1500回分のクリックにかかる通信費を含む
・単4電池2本で駆動、電池交換可能
・SORACOMウェブコンソールにて、アカウントと紐付けることで自動更新が可能
更新料金:1200円 /1年間で1500回分のクリック分のデータ通信費を含む(税別)

4.購入方法

SORACOM ウェブコンソールにて販売

5.使い方

  • SORACOM ウェブコンソール「発注」から商品を購入します
  • 本ボタンが届いたら、付属の単4電池2本をセットします。(ボタンを押すと通信が行われ、契約期間が開始されます)
  • AWS アカウントを作成し、「AWS IoT 1-Click」からデバイス登録をします
  • 「AWS IoT 1-Click」にプロジェクトを作成後、デバイスのプレイスメントテンプレートを作成してアクションを設定します。「AWS Lambda」を通じてパソコンやスマートフォンアプリから、メールやSMS 送信などはプルダウンから選択するだけで設定でき、さらにLambda 関数を用いてお客様の実現させたいロジックもプログラミングすることができます。 Node.js、Java、C#、Go および Python での開発が可能です。
  • 「AWS Lambda」を通じて「SORACOM Harvest 」「SORACOM Lagoon」に連携することで、本ボタンの利用状況をアラート通知、グラフ化してダッシュボード共有といった ボタンを活用したシステムを容易に実現できます。

6.ボタンと連携した「SORACOM Lagoon」ダッシュボードを利用 IoT 活用例

例:オフィスビル内数箇所に設置されたゴミ箱の回収時期を発見者がボタンを1回押すことで通知、作業員の到着を作業者が2回押すことで通知というシステム

システム構成:「SORACOM LTE-M Button」、「AWS IoT 1-Click」「AWS Lambda」、「SORACOM Harvest 」「SORACOM Lagoon」

開始までの準備:デバイスの開発はボタンにアクションを定義するのみ、サーバーなどのインフラの準備も不要。Wi-FiやBluetoothなどの通信設定や、設置のコストも不要。利用したい場所に置くだけですぐに始められます。

ダッシュボードの内容:以下のような項目をグラフ化し簡単にダッシュボードとして複数の人に共有することができます。

  • エリア毎のボタンの利用状況、アラート通知
  • 1クリック、2クリックが押された回数や時間帯の分析
  • 1クリックされ2クリックされていない場合の待機状態の表示
  • 1クリックと2クリックの間の平均時間の表示といった分析結果

7 .ウェブサイト

https://soracom.jp/products/gadgets/aws_button/

※ Amazon Web Services、 アマゾン ウェブ サービス、AWS、AWS IoT 1-Click、AWS Lambdaは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。


■会社概要
会社名 株式会社ソラコム
代表取締役社長 玉川憲
本社 東京都世田谷区玉川四丁目5番6号尾嶋ビル3F
資本金 37億2755万4044円(資本準備金含む)
ウェブサイトhttps://soracom.jp/

■本件に関するお問い合わせ
株式会社ソラコム  広報担当/田渕
E-mail:pr@soracom.jp

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