PRESS RELEASE
株式会社ソラコムは、リアルタイムのセンサーデータを取得・活用するシステム開発を学ぶオンライン講座「ソラコム流、ラズパイで始めるIoT」を、AIプログラミング学習サービスAidemyにて、2019年8月9日より提供開始します。
デバイス、通信などのシステム構成要素が大きく使いやすく、安価に入手できるようになり、いまやIoTは身近に実践できるテクノロジーとなりました。特に、有線やWi-Fiなどの固定ネットワークの敷設なしで利用できる3G/LTEのセルラー回線の進化は、今までネットワーク敷設が理由でIoT活用ができなかったような現場や屋外、小型店舗やお客様先はもちろん、コンシューマー製品に至るまでその活用の裾野を大きく広げています。
ソラコムでは、IoT通信を1回線からご利用いただけ、IoTシステム構築に必要となる回線管理・認証管理・クラウド連携・データ蓄積、ダッシュボード作成・共有などのサービスをIoTプラットフォームSORACOMを通じて提供してきました。通信サービスだけではなく、1台からは入手しにくい通信モジュールやプロトタイプデバイスも、ウェブサイトから1台からお買い求めいただけるリファレンスデバイスとして拡充し、さらに実際に学ぶ機会として、累計100本以上のハンズオンを開催し、IoTプロトタイプ作成を体験できる場もご提供してきました。
この度、提供開始するオンライン講座「ソラコム流、ラズパイで始めるIoT」は、ソラコムが関わる常設のオンライン講座としては初の取り組みとなります。
「Raspberry Pi」は、身近なプロトタイプデバイスとして、産業用途でも活用されています。SORACOMのお客様でも、海老の養殖を手がける有限会社岡崎様、ブランド豚「まるみ豚」を育てる豚舎設備をIoTで効率化する有限会社協同ファーム様、工場の電力使用量をオンデマンドで可視化、省エネを実現する株式会社トーア紡コーポレーション様でも、「Raspberry Pi」を用いて実践されています。
「Raspberry Pi」と、ラズパイ財団が開発したセンサーモジュール「SenseHat」、SORACOM AirのSIMと、データの簡易可視化を実現するSORACOM Harvestの組み合わせにより、センサーから上がってくる新鮮なデータをリアルタイム取得する仕組みを動画とハンズオンで実際に手を動かしながらオンライン講座で学ぶことができます。
本講座は、AI活用に特化したオンライン学習サービスAidemy で提供されます。AIとIoTの両方を学びたい方にも最適です。
詳細は、Aidemy様プレスリリースをご覧ください。
Aidemy 株式会社プレスリリース
Aidemy、ソラコム制作の新コース『ソラコム流、ラズパイで始めるIoT』をリリース
開始日：2019年8月9日
金額：1,980円
概要：AIの優劣を左右するのは「データの質」。よりよいデータ分析に役⽴つ活きたデータを、IoT（Internet of Things）で実際に収集してみましょう。本コースでは「ラズパイ」で知られる⼩型パソコン「Raspberry Pi」と「モバイル通信」を組み合わせ、どこからでもリアルタイムのデータ収集ができるデバイスを作ります。
講座受講にあたり準備が必要な物品：
* Raspberry Pi 3 B+ x 1
* microUSBケーブル x 1
* Raspberry Pi用ACアダプタ x 1
* microSDカード 16GB 以上 x 1
* Sense HAT x 1
* USB型モデムドングル(AK-020) x 1
* SORACOM Air 特定地域向け IoT SIM / plan-D / 標準サイズ / データ通信のみ x 1
講師：
松下 享平
テクノロジー・エバンジェリスト 事業開発マネージャー
株式会社ソラコムの事業開発マネージャーとして主にデバイスの企画を担当しながら、エバンジェリストとして、IoT活用とSORACOMサービスを企業・開発者により理解、活用いただくための講演活動を担当。
90年代半ばの地方ISPの立ち上げをキャリアスタートとし、主にインターネットを取り扱ったシステムインテグレーターを経て、2000年よりぷらっとホーム株式会社にて、ネットワークインフラやEC事業を担当。2015年からはIoTソリューションをリードし、メガクラウドベンダーとの協業や、サブギガ/BLEを用いたIoTシステム構築といった業界の先駆的なIoT導入事例に関わる。
共著に「公式SORACOMガイドブック」「IoTエンジニア養成読本」「同＜設計編＞」
お申込み・詳細：ウェブサイト：https://aidemy.net/courses/9100
※ 料金は全て税別です
