プレスリリース

PRESS RELEASE

手軽に IoT デバイスを購入できる「SORACOM IoT ストア」にて、 新しい働き方をサポートする産業用 IoT デバイスを提供開始

〜リモートアクセスや移動管理を始めるための IoT DIY レシピも無料公開〜

株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 玉川憲、https://soracom.jp/)は、ソラコムのウェブサイトにおいて、活用用途から IoT デバイスを選んで、1個単位で購入することができる「SORACOM IoTストア」(https://soracom.jp/products/)において、オフィスやデータセンターなどに設置されたコンピューターにセキュアなリモートアクセスや、配送車や社用車のトラッキングを実現する産業用 IoT デバイスを、2020年5月19日より提供開始します。

ソラコムが提供する、IoT プラットフォーム「SORACOM」は、IoT 向けの通信と迅速な IoT システム活用を支援するサービスを提供します。1回線から利用可能、契約はオンライン上で完結、ブラウザや API から各種設定や回線管理が可能といった特徴から、大企業からスタートアップまでさまざまな業界の15,000を超えるお客様にご利用いただいています。

スムーズな IoT 活用のためにはデバイスも手軽に調達できる必要があります。ソラコムでは IoT デバイスを手軽に選択、調達いただけるようにすべく、2020年4月から「SORACOM IoT ストア」を開設し、IoT 導入時に使いやすい IoT デバイスをウェブサイトで1個からご購入いただけるようにしています。

「SORACOM IoTストア」は、ビジネス活用されるような本格的な産業用 IoT デバイスを5月19日より提供開始します。今まで産業用 IoT デバイス活用のためには、メーカーや販売会社との先々の利用台数を加味した契約や交渉、専門知識を持った人材による開発サポートが必要となるケースが多くありました。「SORACOM IoTストア」では、デバイスを1個単位でオンライン上での契約のみで入手することができます。さらに、用途別の IoT 活用に必要となる機材一式や、デバイス開発からクラウド連携までのステップ毎の手順が記載された IoT DIY レシピを同時に無料公開することで、IoT 導入をサポートします。

追加となる産業用 IoT デバイスは2つあり、昨今の社会情勢から、特に IoT 活用ニーズが高まる用途での DIY レシピを提供します。「Pisello /ピセロ AK-130」は、Linux OS 搭載でサーバーやパソコン、各種デバイスにリモートアクセスを接続可能なワイヤレスマイクロサーバです。本デバイスに関しては、昨今のリモートワーク推奨でニーズの高まる、オフィスや工場、データセンターにあるコンピューターへのセキュアなリモートアクセスを実現するレシピを提供します。「Meitrack T366」は、防水防塵で、車、バイク、ヨット、船などの移動体で利用することができる車載 GPS トラッカーです。本デバイスに関しては、業務効率化や移動管理に役立つ、車の位置情報を取得しダッシュボードで軌跡を表示するレシピを提供します。

本ストアで取り扱うデバイスおよびレシピは、今後拡充を予定しています。

ソラコムは、「世界中のヒトとモノをつなげ共鳴する社会へ」をビジョンに掲げ、IoT 技術の障壁を下げ、どなたでも、簡易に、スピーディにビジネスに IoT を活用いただけるよう取り組んでいます。引き続き、通信プラットフォーム「SORACOM」を通じて、お客様のビジネス変革をサポートしていきます。

「SORACOM IoTストア」への産業用 IoT デバイスの追加:

1 .提供開始日

2020年05月19日

2.新たに取り扱い開始となる産業用 IoT デバイス

製品名/イメージ 仕様、金額
ワイヤレスマイクロサーバー
ピセロ AK-130-4 スターターキット
デバイス名称:Pisello AK-130

価格:39,000 円(税別)

内容:製品本体+plan-D マイクロ(データ通信のみ)+3,900円のクーポンがバンドルされたセット

車載 GPS トラッカー
T366L  スターターキット
デバイス名称:Meitrack T366L

価格:19,800 円(税別)

内容:製品本体+plan-D マイクロ(データ通信のみ)+1,980円のクーポンがバンドルされたキット

3 .公開される IoT DIY レシピ

<レシピ名>ピセロ AK-130でリモート環境にセキュアアクセス

このレシピでは遠隔地のパソコンやネットワーク機器にセキュアにリモートアクセス可能な仕組みを構築し、手元のパソコンからの遠隔地の機器管理を実現します。

昨今のリモートワーク推奨により、オフィスや工場、データセンターなどに設置されたコンピューターに、直接その場に赴かずにリモートアクセスしたいというニーズが増えています。この仕組みでは、遠隔地のサーバやパソコンに追加のソフトウェアやハードウェアを導入することなく、セルラー通信搭載のマイクロサーバーをネットワーク接続させることで、リモートアクセスを実現します。

汎用性・拡張性が高いLinux OS搭載のワイヤレスマイクロサーバ ピセロ AK-130、セキュアなオンデマンドアクセスにSORACOMのサービスを利用し、セキュアなリモートアクセス環境を構築します。

<レシピ名>Meitrack T366 による車両トラッキング

本レシピでは車載 GPS トラッカー T366L スターターキットを使った車載の位置情報管理の仕組みを構築します。GPS トラッカーから送信される位置情報をもとに地図上に現在地やその軌跡をプロットしたダッシュボードを作成していきます。

この仕組みでは、車、バイク、ヨット、船などあらゆる移動体に、セルラー通信搭載の GPS トラッカーを追加で取り付けデータを収集することができ、これからの働き方において必要となる業務効率化や移動管理に役立てることができます。

ロケーションデータの取得には Meitrack T366、データの保存と可視化に SORACOM サービスを利用、データ加工処理のために AWS Lambda を組み合わせます。

4.ウェブサイト

https://soracom.jp/products/

 

<本ニュースに関するお問い合わせ>

株式会社ソラコム 広報 田渕
pr@soracom.jp

お問い合わせ