プレスリリース

PRESS RELEASE

学生向けハッカソン「SORACOM Summer Challenge 2020」においてグランプリを決定

〜IoTで水耕栽培管理、高齢者見守り、感染症抑制などのアイディアを実現〜

株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 玉川憲、https://soracom.jp/)は、2020年8月に開催された、学生向けハッカソンイベント「SORACOM Summer Challenge 2020」において、8月25日にファイナリストによる成果発表会を開催、グランプリに「冷蔵庫と連携する高齢者見守りシステム」が選出されました。

 ソラコムは、2015年創業した IoT 企業です。専門的な IoT テクノロジーを、通信の切り口から誰もが簡単に活用できるようにする、IoT プラットフォーム「SORAOM」を展開しています。ユーザーは、SORACOMのサービスを利用することで、IoT のアイディアを短期間で形にすることができます。SORACOM の利用者はわずか4年で15,000ユーザーを超え、契約回線数は200万を突破しました。

ソラコムでは、昨年実施したサマーインターンの受け入れは行わず、2020年は代わりにオンラインで参加できる学生向けハッカソンイベント「SORACOM Summer Challenge 2020」を開催しました。本イベントでは、「暮らしを豊かにする IoT システム」のアイデアを考え、わずか10日間という短期間で形にし成果を見せ合います。本イベントの参加者には、ソラコムから、センサーユニット、ボタンなどのIoTデバイス、およびSORACOMプラットフォームサービスを無料で提供しています。

本イベントには、大学や高専の学生が参加し短期間でさまざまなアイディアが実現しました。

選考の結果、水耕栽培の自動管理、高齢者の自宅見守り、冷蔵庫を用いた見守り、感染症防止のため換気状態計測装置などのアイディアを実現した、4人のファイナリストが選出されました。


8月25日に開催された「ファイナリストによる成果発表会」では、制作者自身から制作の背景や工夫した点、注目ポイントなどが紹介されました。その結果、「1万円で作る冷蔵庫と連携する高齢者見守りシステム」がグランプリを受賞しました。

ソラコムCEOの玉川は、「いずれの作品も2週間で作ったとは思えない程、素晴らしいIoTシステムでした。成果発表会では、わかりやすく熱意を持ってプレゼンテーションしていただき、発表者のものづくりにパッションを感じました。この世代の皆さんが、IoTのテクノロジーとパッションを持って、世の中を良い方向に変えていくだろうと感銘を受けました」とコメントしました。

ハッカソン参加者からは「作ってみて楽しかった」「サービスを創るプロセスを経験できた」「個人制作でもセルラー通信が簡単に利用できることを肌で感じた」と言ったコメントが寄せられました。

ソラコムは、「世界中のヒトとモノをつなげ共鳴する社会へ」をビジョンに掲げ、アイディアを持つすべての人に、IoTテクノロジーを簡易にスピーディに活用いただけるよう取り組んでいきます。

「SORACOM Summer Challenge 2020」詳細

1 .実施概要

「SORACOM Summer Challenge 2020」
https://www.lp.soracom.jp/summer-challenge-2020

2.ファイナリスト作品および受賞

<グランプリ>
1万円で作る冷蔵庫と連携する高齢者見守りシステム/ 額見 怜央さん

<審査員特別賞>
お年寄りの家を見守る「だけじゃない」システム「MamoruCom」/ 宮本 大輝さん

ファイナリスト作品
バーチャルキャラクターと植物を育てよう 全自動水耕栽培器「HAGUKUMU」でみんながつながる/ HOSAKAさん

避難所における感染症の拡大を抑止するシステムの開発 / 村上 諒太さん

4.詳細

ファイナリストおよびファイナリスト成果発表会、本イベント参加者の参加作品については、以下よりご覧いただけます。
https://blog.soracom.com/ja-jp/2020/08/24/soracom-summer-challenge-2020-accomplishment/

 

 

 

 

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