プレスリリース

PRESS RELEASE

Arduinoを用いたIoTデバイス開発を手軽に。 LTE-M通信が利用できる新デバイスを SORACOM IoTストアにて12月9日より提供開始

〜10種類のセンサー・モジュールが使えるIoTスターターキットと開発レシピも提供〜

SORACOM_LTE-M-Shield-Arduino

株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 玉川憲、https://soracom.jp/)は、用途に応じたIoT デバイスを1個単位で購入することができる「SORACOM IoTストア」において、新たにArduino UNO等と組み合わせて、セルラー通信を利用したIoTデバイスを開発できる「LTE-M Shield for Arduino(Dragino社製)」と、同デバイスを取り付けて利用することができる10種類のセンサー・モジュールを活用したIoTデバイスを開発できる「IoT スターターキット for Arduino」を2020年12月9日より提供開始します。

Arduino(アルデュイーノ)は、センサーやモーターを操作できる小型マイコンで、3,000円程から入手可能という手頃さと、パソコンから簡単なプログラムで操作ができる事から、世界中でIoTを含む電子工作で用いられています。

この度、IoT通信やリファレンスデバイスを手軽にオンラインから購入いただける「SORACOM IoTストア」にて、Arduino UNO等で省電力版セルラー通信(LTE-M)を利用できるようにする「LTE-M Shield for Arduino」を提供開始します。これにより、Arduinoを用いたプロトタイピング環境において容易にセルラー通信を使うことができるようになります。また、既に提供中の Sigfox Shield for Arduinoを併用すれば、通信環境に応じての2種類の省電力通信(LTE-M/Sigfox)を使うシステムの開発も可能です。

さらに、本デバイスを始めやすくする「IoT スターターキット for Arduino」も同日より提供開始します。本キットには、LTE-M Shieldに加え、10種のセンサーやモジュールとArduino互換機が一体化された「Grove Beginner Kit for Arduino(Seeed社製)」と、SORACOM 特定地域向け IoT SIMがセットになっています。SORACOMプラットフォームが提供するデータ収集・蓄積サービスSORACOM Harvest Dataや、ダッシュボード作成・共有サービスSORACOM Lagoonを組み合わせることで、より一層手軽にIoT活用を始めることができます。

ソラコムでは、IoT学習も支援しています。SORACOMユーザーサイトでは、始め方に関する手順と、コピー&ペーストでプログラム開発を試せる11個のサンプルスケッチを公開しました。加えて、同デバイスを利用したIoT DIY レシピ「IoT スターターキット for Arduinoで作る「屋内環境計」」では、本デバイスの開発方法をステップ毎に写真と動画で、ステップ毎に開発手順を詳細に解説しています。

ソラコムは、これからの社会を支える誰もが使えるようにする「IoTの民主化」を掲げ、SORACOMを通じて最新のIoT技術を活用する障壁をさげ、テクノロジーを用いたイノベーションをサポートします。

Arduinoを用いたIoTデバイスの開発をサポートするデバイスの提供開始

1 .提供開始日

2020年12月9日

2.新たに取り扱い開始となる IoT デバイス

LTE-M Shield for Arduino

金額:5,980円(税別、送料別。1,000円分のソラコム利用料に充当可能なクーポンを含みます)

  • LTE-M Shield for Arduino 本体 (Dragino社製)
  • LTE-M 用アンテナ(1本)

※以下は、付属しません
Arduino UNO等
SORACOM IoT SIM(plan-D/ plan-KM1が利用可能)

IoT スターターキット for Arduino

LTE-M-Shield-Starter-Kit-for-ArduinoIoT スターターキット for Arduino 用のサンプルスケッチ

金額:9,980円(税別、送料別。1,000円分のソラコム利用料に充当可能なクーポンを含みます)

以下がが同梱されたキット

  • LTE-M Shield for Arduino 本体
  • LTE-M 用アンテナ(1本)
  • 10種のセンサーやモジュールとArduino互換基板が一体化されたボード「Grove Beginner Kit for Arduino」(Seeed社製)
  • SORACOM 特定地域向け IoT SIM(plan-D/データ通信のみ・nanoサイズ)
  • センサーの種類:LED, ブザー, OLED液晶, ボタン, ロータリポテンショメータ*, 照度, 温度, 湿度, 気圧, 加速度

    * 回転角度を検出する変位センサ

3 .公開されるIoT DIY レシピ

【IoT DIY レシピ】IoT スターターキット for Arduinoで作る「屋内環境計」

本レシピではArduino UNO 互換マイコンとセンサー10種がセットになった「Grove Beginner Kit」と、Arduino UNOでLTE-M通信が可能となる拡張ボード「LTE-M Shield for Arduino」がワンパッケージになった「IoTスターターキット for Arduino」で利用し、仕事環境や家庭内の温湿度・気圧などを計測する「屋内環境計」を作ります。

4ウェブサイト

SORACOM IoTストア
LTE-M Shield for Arduino
IoT スターターキット for Arduino

IoT DIY レシピ
IoT スターターキット for Arduinoで作る「屋内環境計」

利用開始のための手順:Getting Started 
IoT スターターキット for Arduino をセットアップする
IoT スターターキット for Arduino 用のサンプルスケッチ

5.ソラコムについて

IoTプラットフォームSORACOMを通じてIoT通信とインターネットに「つなぐ」システム構築に必要なサービスを提供しています。SORACOMの利用で、少ない初期費用でIoT活用のアイデアをスピーディに実現でき、15,000超の様々な業界・規模のお客さまがビジネスの進化に利活用しています。

IoTプラットフォームSORACOM https://soracom.jp
ソラコムコーポレイトサイト https://soracom.com

<本ニュースに関するお問い合わせ>
株式会社ソラコム 広報 田渕
pr@soracom.jp

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