PRESS RELEASE
株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 玉川憲、https://soracom.com/)は、IoTプラットフォームSORACOMにおいて、ダッシュボードの作成と共有、アラート通知をサポートする「SORACOM Lagoon」を2021年4月27日より新バージョンにて提供開始します。
業務効率化やDXを目指すIoT活用において、現場にある機器のデータの収集と可視化はまずはじめに手がけるべき仕組みです。SORACOM Lagoonは、SORACOMのIoT通信を利用すれば、無料プランからはじめられ、簡単なブラウザ上の操作だけで作成できるIoTダッシュボードです。線グラフ、棒グラフ、メーター、テーブル、地図など10種類以上の可視化方法やアラート通知の設定を組み合わせて、用途に合ったダッシュボードを手軽に作成できます。
SORACOM Lagoonは、2018年7月の提供開始以来、その手軽さから製造設備の遠隔監視による見回り業務の効率化、エネルギー業における残量トラッキングによる配送の最適化、工事現場の環境センシングによる安全管理のデジタル化、消耗品の利用状況と発注時期の把握による先進的な顧客サポートなどの用途で、スピーディーな実証実験から業務利用まで幅広く使われています。
新バージョンでは、「得られたデータを演算し表示」、「複数デバイスのデータをひとつのグラフ上に表示」といった操作性や可視性が向上し、ブラウザの操作だけで、細かなダッシュボードデザインやアラート設定が可能になりました。
あわせて、本日よりSORACOM Lagoonダッシュボード用のサンプルデータを提供します。通常ダッシュボードの表示には実デバイスから送信されるデータが必須でしたが、このサンプルデータを用いることで、ダッシュボード作成後すぐに時系列データを表示し、動くダッシュボードをご覧いただけます。
バージョンアップの詳細は、ユーザードキュメントをご覧ください。
なお、2021年5月13日(木)に、オンラインイベント「SORACOM IoT Meetup 〜現場のデータを集めたその先へ〜」を開催します。本イベントでも、SORACOM Lagoonの新機能に加え、IoT活用事例、具体的なはじめ方をご紹介します。ぜひご参加ください。
ソラコムは「IoTの民主化」を掲げ、SORACOMプラットフォームを通じてIoT技術をより使いやすく提供することで、多くの活用事例とイノベーションの創出を目指します。
自動ドア用コントローラーのパイオニアとして、センサー・コントローラー技術に強みを持つ旭光電機様では、IoTオールインワンデバイス「SmartFit」のお客様への提供にあたり、SORACOM Lagoonダッシュボードを利用しています。簡単な設置で、設備や機器の見える化を実現する本ソリューションは、気象・被災情報、位置情報、厨房機器の品質管理、工場設備の遠隔監視、エネルギーの状態モニタなどで採用されています。
2020年11月から2月にかけて開催された群馬県IoT活用人材育成講座では、簡易に取り付けられるセンサーとRaspberry Pi(ラズパイ)、SORACOM Lagoonダッシュボードを使ってIoTによる業務改善に取り組みました。参加した中小製造業の担当者は、IoTに取り組むのははじめてでしたが、製造装置の作業数や電機計測データなどをグラフで見える化、分析と各社社内でのグループワークを通じて改善策の立案に役立てています。<詳細>
詳細・料金プラン
SORACOM Lagoonには、無料プラン、Makerプラン、Proプランの3つのプランがあります。
https://soracom.jp/services/lagoon/
ユーザーガイド:新バージョンの機能詳細
https://users.soracom.io/ja-jp/docs/lagoon-v2/
旧バージョンの継続利用、移行についてはこちらをご覧ください。
IoTプラットフォームSORACOMを通じてIoT通信とインターネットに「つなぐ」システム構築に必要なサービスを提供しています。SORACOMの利用で、少ない初期費用でIoT活用のアイデアをスピーディに実現でき、15,000超の様々な業界・規模のお客さまがビジネスの進化に利活用しています。
IoTプラットフォームSORACOM https://soracom.jp
ソラコムコーポレイトサイト https://soracom.com
<本ニュースに関するお問い合わせ>
株式会社ソラコム 広報 田渕
pr@soracom.jp