PRESS RELEASE
株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 玉川憲、以下ソラコム)は、ソラコムとの契約のみで、海外でセルラー通信に使えるSORACOM IoT SIMにおいて、エリア毎に最適化されたデータ通信契約(サブスクリプション(*1) )を追加した場合の基本料金を見直し、2021年7月1日より改定します。
SORACOM IoT SIMには、世界中の140を超える国と地域でご利用いただけるplan01sがあらかじめ書き込まれています。さらに、「サブスクリプションコンテナ」機能(*2) により、以下のサブスクリプションを1枚のSIMに追加できます。
これまで、サブスクリプション追加時は、plan01sの基本料金(0.06USD/日)と、各サブスクリプション利用料金(1.8USD/月)の両方がかかっていました。7月1日より、サブスクリプション追加利用時のplan01sの基本料金を無料とする改定を行います。
なお、追加サブスクリプション利用料金(*3) および各国のデータ通信料金に変更はありません。plan01sでデータ通信が発生した場合は、plan01sのデータ通信料金がかかります。
なお、サブスクリプションの追加は、SORACOMユーザーコンソールから、1回線単位で適用することが可能です。
ソラコムは、常に運用コストの削減に努め、お客様のニーズに応え、より使いやすい料金を提供していきます。また、テクノロジーイノベーションによりIoTを使いやすくご提供し、最新技術のビジネス活用に貢献していきます。
(*1) サブスクリプションは、plan01s、planP1などの回線契約情報を指し、回線契約毎につながるエリアやデータ通信料金が設定されています。SORACOM IoT SIMでは、1枚のSIMに複数のサブスクリプションが格納されている場合、滞在国や地域に応じて利用するサブスクリプションを自動的に最適なものに切り替えます。
(*2) 「サブスクリプションコンテナ」機能では、OTA(Over the Air)機能を用います。 OTAは、セルラー通信経由で遠隔からSIMの設定をセキュアに書き換える技術です。OTAを利用するには、OTAの動作確認済みモジュールをご利用いただく必要があります。[動作確認済みOTA対応モジュール]をご確認ください。
(*3) 1枚のSIMに対してサブスクリプションを複数追加された場合は、サブスクリプション数に応じた月額課金となります(例:planX2とplanP1を1枚のSIMに追加された場合、plan01sの基本料金は無料となりますが、追加サブスクリプションの利用料は1.8USD x 2=3.6USDが課金されます)
2021年7月1日
サブスクリプション追加費用
– 3 USD /1サブスクリプション
サブスクリプション利用料金
– 1.8USD/月・1サブスクリプション
planP1
planX2
SORACOM IoT SIMのご利用料金および、サブスクリプション毎の利用可能な国と地域https://soracom.jp/services/air/cellular/price_iot_sim/
利用方法:SORACOMユーザーサイト「サブスクリプションコンテナを使用する」https://users.soracom.io/ja-jp/docs/air/use-subscription-container/
[動作確認済みOTA対応モジュール]
「サブスクリプションコンテナ」機能は、OTA対応製品でご利用いただけます。
対応する動作確認済みOTA対応モジュールは以下をご参照ください。
https://soracom.jp/store/soracom-confirmed-modules/
* 日本国内で通信を行う場合、利用するデバイスが、利用するサブスクリプションに対応した各キャリアの周波数帯に対応していて、かつ技術基準適合証明等(技適)を受けていることをご確認ください。
*日本国外で通信を行う場合、利用するデバイスが、利用するサブスクリプションに対応した現地キャリアの周波数帯に対応しており、かつ現地での通信に必要な機器認証を受けていることをご確認ください
<本ニュースに関するお問い合わせ>
株式会社ソラコム 広報 田渕
pr@soracom.jp