プレスリリース

PRESS RELEASE

AIカメラの開発をリモート体験するS+ Cameraトライアル機能で、 17種類の汎用アルゴリズムがお試し可能に

汎用的なAIアルゴリズムをカスタマイズして、自社に最適化したAIカメラソリューションを短期間で実現

株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 玉川憲、以下ソラコム)は 、AIカメラ「S+  Camera(サープラスカメラ)」シリーズで、遠隔からAIカメラの操作をお試しいただける「トライアル機能」をバージョンアップしました。従来から提供していた2種類に加えて、17種類の汎用的なAIアルゴリズムをインストールしてお試しいただけます。

S+ Cameraは、SORACOMのIoTに関するノウハウを活かしたAIカメラです。Linuxベースの小型コンピューターとセルラー通信(LTE)を搭載し、取り付けて電源をいれればすぐに使い始められます。最も大きな特徴は、カメラに自作のAIアルゴリズムをリモートインストールできる点です。

昨今リモートワークやスマート保安による高度化・省人化が急速に浸透しつつあり、AIカメラ活用シーンも、商業施設の混雑度チェック、街中の交通量調査、駐車場の管理など様々な分野で拡がっています。

このような自社の用途に最適化したAIソリューションを利用するには、AIアルゴリズムの開発が必要ですが、すでにあるAIアルゴリズムをベースにカスタマイズすれば、短期間、少ない開発工程でAIソリューション活用を始めることも可能です。

「トライアル」機能では、AIカメラの購入前に、お手持ちのパソコンからリモートに設置されたS+  Camera Basicの実機にアクセスし、実際の開発や操作の流れを体験できます。

AI Dynamics Japan(本社:東京都港区、代表取締役社長 石川 信能)との協業により、インストールを試せるAIアルゴリズムの種類が大幅に増加します。通行人カウント、滞在時間の計測、車や人の物体検出、OCRによるナンバー検知など17個の汎用的なアルゴリズムをお試しいただけます。

なお、トライアル機能はAIカメラをお持ちでないユーザーも無料で利用でき、操作方法の詳細はユーザーガイドにて公開していますので、AIカメラの開発が初めての方も安心してお試しいただけます。

ソラコムは、「IoTの民主化」を掲げ、SORACOMプラットフォームを通じて、テクノロジーによるイノベーション創出に貢献します。

S+ Camera Basicの「トライアル」機能バージョンアップ

利用方法

トライアル機能は無料でご利用いただけます。
事前申し込みは不要、SORACOMユーザーコンソールから使いたい時にすぐ利用できます。
詳細:https://info.soracom.com/Splustrial

トライアル機能でご利用いただけるアルゴリズム

  • Congestion Monitor (滞在人数カウント)
  • Customer Attributes (顧客属性判定)
  • Area Alert (禁止エリア侵入検知アラート) 
  • Mask Classification (マスク未着用者検知アラート) 
  • Number Plate Detection (ナンバープレート OCR) 
  • Vehicle Counter (駐車場台数カウント) 
  • Cardboard Counter (段ボール検知) 
  • Helmet Alert (ヘルメット検知) 
  • QR Code Reader (QR コード検知)
  • Facial Expression (表情分類) 
  • Vehicle Alert(乗り物の物体検知+アラート) 
  • Cat Alert (猫の物体検知+アラート)
  • Dog Alert (犬の物体検知+アラート)
  • People Alert (人の物体検知+アラート)
  • Truck Alert (トラックの物体検知+アラート) 
  • Smartphone Alert (スマートフォンの物体検知+アラート) 
  • Ramen Type Classifier (ラーメン種別推定) 

上記のアルゴリズムは、AI Dynamics Japanが提供します。

これらのAIアルゴリズムを含む「Package20™」は、S+ Cameraの専用コンソール内「S+  AIマーケット」にて9,800円(税込)でも提供されており、お客様は本パッケージを購入して、用途にあわせたAIカメラソリューションを開発していただくことも可能です。

「Package20™」の詳細:https://aidynamics.jp/services/package20

S+ Cameraシリーズについて

左から、S+ Camera Basic、2021年12月新登場のS+ Camera Design、防水のS+ Camera WP(Water Proof)

  • セルラー回線標準搭載
    データの送受信にセルラー回線を利用するため、ネットワーク環境の構築が不要。
  • アルゴリズムの遠隔更新
    エッジ処理ができ、専用のコンソールからアルゴリズムを遠隔操作で更新可能。
  • かんたん設置
    電源に接続するだけですぐに利用できます。汎用マウントを利用すれば設置も容易。
  • AIアルゴリズムをインストールして独自のAIカメラソリューションを実現
    アルゴリズムはソラコムから提供される”リファレンス アルゴリズム”(無償提供)、自社で独自に開発できる”自社開発アルゴリズム”、パートナーから提供される”3rd party アルゴリズム”(有償提供)のいずれかをご利用いただけます。

詳細:https://soracom.com/ja-jp/service/spluscamera

<本ニュースに関するお問い合わせ>
株式会社ソラコム 広報 田渕
pr@soracom.jp

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