100万枚のSIMあたり約4トンのプラスチックを削減、世界各地への輸送も最適化

ソラコムでは、自社発行のSIMカードについて、従来のクレジットカードサイズの約1/4サイズとなるSIMカード（通称、エコSIM）の採用を開始しています。2021年4月には、米国、欧州で「plan01s/plan01s-LDV」において先行的にエコSIM提供を開始しました。

いよいよ、2022年2月より日本においても「planX3」においてエコSIMの提供をスタートします。

エコSIMは、100％リサイクル可能なABSプラスチックで、重さはわずか4グラムです。SIMカードは、台紙と使用時に切り取って利用するチップ箇所（SIM）が一枚のカードになっています。エコSIMは、従来のSIMカードに比べ75%小さく、台紙部分であるプラスチックの使い捨て部分を縮小しました。これにより、100万枚のSIMあたり約4トンのプラスチックを削減できます。

サイズダウンにより従来1,000枚入る輸送箱で、10,000枚収納できます。これにより、世界各地への輸送時を想定した試算によると100万枚のSIMにつき2トン以上の温室効果ガスの削減に寄与します。

ソラコムは、引き続き自社発行のSIMカードにおいて、エコSIMの採用を検討してまいります。加えて、わずか6mm x 5mmのサイズで機器に組み込めるチップ型SIM（embedded SIM、eSIM）や、通信モジュールとSIM/eSIMの機能を、1枚のチップ（SoC：System-on-Chip）に集約する技術規格iSIM（integrated SIM）など、カード型SIMを用いないSIMテクノロジーについても利用促進、研究開発も進めていきます。

ソラコムは、テクノロジー・イノベーションと、テクノロジーの民主化で、IoT 活用をもっと身近にするべく、SORACOMプラットフォームを通じて、お客様、パートナー企業とともに社会やビジネスのイノベーションに貢献していきます。

■本件に関するお問い合わせ
株式会社ソラコム　  広報担当／田渕
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