プレスリリース

PRESS RELEASE

屋外に設置可能、AIカメラ「S+ Camera」にIP66の防塵防水規格に対応した新機種が登場

株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 玉川憲、以下ソラコム)は セルラー通信搭載のエッジAIカメラS+ Cameraシリーズ に、屋外でも利用可能な防水タイプの新機種、S+ Camera WP v2.1を、2022年2月24日より提供開始します。

S+CameraWP v2.1設置イメージ

S+ Camera WP v2.1 設置イメージ(設置器具は付属しません)

S+ Cameraは、セルラー通信内蔵で、汎用マウンタを利用して手軽に設置でき、さらに遠隔からAIアルゴリズム書き換えが可能なエッジ処理カメラです。自作の画像解析ソリューションを迅速に展開できることから、画像からモノを判別する、数える、状況の差異を調べるといった用途で多くご利用いただいています。

昨今、非対面・非接触の業務体制のためリモートワークが推進され、人が現地に赴いて目視で確認していた点検業務などもデジタル化が進んでいます。特に、人の「目」の代わりとなるAIカメラは活用の範囲を拡げています。しかし、交通量の調査、道路や滑走路での可視度の確認、河川の水位監視のような場面では、屋外に設置するためカメラに防水・防塵性能が求められます。

S+ Camera  WP(サープラスカメラ ダブルピー、WPはWater Proofの略)は、セルラー通信搭載で、AIアルゴリズムの入れ替えができるという特徴はそのままに、屋外でご利用いただけるよう防水機能を兼ね備え、夜間の撮影が可能なカメラを搭載しているモデルです。新機種では、IEC保護等級IP66に準拠となり、防塵・防水性能が大幅に向上しました。

また、すでにご利用いただいたお客さまのフィードバックに基づき、カメラレンズのフォーカス調整が容易になったほか、天井からの吊り下げ設置に対応、カメラ上部のサンシェードを可動式となり、さまざまの屋外利用の場面を想定し最適化しました。

ソラコムは、引き続きテクノロジー・イノベーションと、テクノロジーの民主化で、IoT 活用をもっと身近にするべく、SORACOMプラットフォームを通じて、お客様、パートナー企業とともに社会やビジネスのイノベーションに貢献していきます。

S+ Camera WP v2.1の詳細

提供開始日:2022年2月24日

金額:109,780円(消費税込、送料別)

外形    133mm x 115.5mm x 410mm
重量    3.2kg(電源含まず)
F値     2.40±5%
焦点距離   2.10±5%mm
筐体内機器動作温度 0℃〜50℃ (結露なきこと)

セット内容

  • 「S+ Camera WP v2.1」本体
  • 防滴電源
  • SORACOM 特定地域向け IoT SIMカード plan-D サイズ:マイクロ(データ通信のみ)
    *設置器具は付属しません

カメラ性能

夜間のカメラ性能サンプル

ウェブサイト

https://soracom.jp/store/19462/

S+ Cameraシリーズの特徴

S+ Cameraは、SORACOMのIoTに関するノウハウを活かしたAIカメラです。Linuxベースの小型コンピューターとセルラー通信(LTE)を搭載し、取り付けて電源をいれればすぐに使い始められます。最も大きな特徴は、カメラに自作のAIアルゴリズムをリモートインストールできる点です。

AIカメラの購入前に、お手持ちのパソコンからリモートに設置されたS+ Camera Basicの実機にアクセスし、実際の開発や操作の流れを体験できる「トライアル」機能をご用意しています。(無料、アカウント登録要)

s+ cameraシリーズ

株式会社ソラコムについて

SORACOMを通じてIoT通信とインターネットに「つなぐ」システム構築に必要なサービスを提供しています。SORACOMの利用で、少ない初期費用でIoT活用のアイデアをスピーディに実現でき、20,000超の様々な業界・規模のお客さまがビジネスの進化に利活用しています。

コーポレイトサイト https://soracom.com

 

本件に関するお問い合わせ
株式会社ソラコム   広報担当/田渕
E-mail:pr@soracom.jp

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