PRESS RELEASE
株式会社ソラコム（本社：東京都世田谷区、代表取締役社長 玉川憲、以下、ソラコム）は、クラウドカメラサービス「ソラカメ」のクラウド常時録画ライセンスの単独販売を2022年8月9日より開始します。現在「ソラカメ」は、アトムテック株式会社（本社：神奈川県横浜市、代表取締役：青山 純、以下、アトムテック）が提供するカメラ「ATOM Cam2」、「ATOM Cam Swing」のうちソラコムのウェブサイトから提供しているものに対応しています。今回、アトムテックからすでに購入した同カメラでクラウド常時録画機能を提供する「ソラカメ」のサービスをご利用いただけるようになります。
ソラカメ対応カメラ ATOM Cam 2 (左) と ATOM Cam Swing (右)
ソラコムは2022年5月にアトムテックとの協業を発表し、同社がコンシューマー向けIoT製品で培った知見と、ソラコムがビジネス向けIoTプラットフォーム提供で培った知見とを融合し共同開発した、クラウドカメラサービス「ソラカメ」を提供開始しました。
「ソラカメ」は、カメラの映像をクラウドに常時録画できるクラウドカメラサービスです。カメラ1台あたり3,480円※1からというリーズナブルな価格帯で、設置が容易なカメラを提供し、お客様はスマートフォンを用いてクラウドカメラを数分で迅速に導入できます。Android/iOSアプリから複数台のカメラ端末を管理が可能で、カメラのリアルタイム映像のモニタリング、過去録画の閲覧ができます。
これまで、ソラコムから直接購入したソラカメ対応カメラ（ATOM Cam 2とATOM Cam Swing）でしか「ソラカメ」をご利用いただけませんでしたが、今回の発表により、アトムテックから購入したATOM Cam 2、ATOM Cam Swing でも、「ソラカメ」のクラウド常時録画ライセンスをご利用いただけるようになります。設定方法は、ソラコムから「ソラカメ」のライセンスを購入し、アトムテックから購入したATOM Cam 2/ATOM Cam Swing をSORACOMアカウントでログインした ATOM アプリに登録し直したうえで、カメラのファームウェアをアップデートし、ライセンスを適用すると、「ソラカメ」を利用開始できます。
「ソラカメ」では、カメラの映像を24時間録画し、常時クラウドへ保存します。加えて、カメラが動きや音などの変化を検知したシーンだけをクリッピングし、一覧表示するモーション検知機能も備えています。なお、これらの録画データはすべて、日本国内に保管されます。
すでに、2022年5月のサービス提供開始以降、小売店舗の混雑度管理、駐車場のモニタリング、設備メンテナンス時の作業記録、フルーツ農園の盗難対策の実証実験などでご利用いただいています。ユーザーからは、動きのあった時間だけ自動的にクリッピングできる無制限モーション検知録画機能や、必要な時に映像をさかのぼって確認でき、万が一カメラが盗難されても録画が残るクラウド常時録画機能、複数台のリアルタイムのカメラ映像を簡単に閲覧できるアプリの操作画面、法人向けの請求書払い対応などを評価いただいています。
クラウド常時録画ライセンスは、保存期間に応じて7日、14日、30日の3パターンから選ぶことができ、月額990円からご利用いただけます。
「ソラカメ」は、お客様のフィードバックに基づいて今後も継続的に進化させていく予定です。すでに、ATOM Cam Swing 対応や開発者向け API の限定公開 （Limited Preview） など、お客様のご要望にあわせて進化を続けています。今後も、より良いクラウドカメラサービスになるよう機能追加を検討していきます。
ソラコムは、誰もが利用できるフェアなプラットフォーム提供によりIoTテクノロジーの民主化を目指しています。IoT活用をもっと身近にするべく、お客様、パートナー企業とともに社会やビジネスのイノベーションに貢献していきます。
https://soracom.jp/sora_cam/
*1: ソラコムでは、2022年8月3日よりATOM Cam 2、ATOM Cam Swingの提供価格を改訂しました。
■本件に関するお問い合わせ
株式会社ソラコム 広報担当／田渕
E-mail：pr@soracom.jp
