PRESS RELEASE
株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、IoTプラットフォームSORACOMにおいて、IoTデータをグラフを用いたダッシュボードで可視化し、複数のユーザーに共有するサービス「SORACOM Lagoon」の新バージョン「SORACOM Lagoon 3」を2023年4月18日から提供します。
センサーやデバイスを用いたIoTデータのリアルタイム収集と活用は、作業の自動化、リモート管理による生産性向上や、安全性や品質管理の向上に欠かせない仕組みになってきています。
「SORACOM Lagoon」は、センサーやデバイスのデータに対し、目的に応じて複数のグラフ、テーブル、地図等を組み合わせたダッシュボードを作成し、それらを共有できるサービスです。2018年の提供開始以降、製造、エネルギー、建設、流通、農業などの1次産業など幅広い現場において、センサーや位置情報の速やかな可視化に活用されています。これまでもデータの集計機能や、グラフの表現能力向上などより広い用途に適用いただけるようにバージョンアップを実施してきました。
新バージョン「SORACOM Lagoon 3」では、アラート機能やダッシュボードの権限管理機能が大幅に進化しました。
アラート機能においては、監視対象となる同一のデータに、変化の度合いによって複数のアラートを設定し、重要度をに応じて通知先をアラート毎に選択できるようになります。なお、アラート通知は、メール、Slack、LINE Notify、Webhookによるシステム連携が利用可能です。
ダッシュボードの権限管理機能においては、ユーザーをまとめたチーム単位、複数のダッシュボードをまとめたフォルダ単位で、権限を設定できるようになります。部署やプロジェクトによって複数のダッシュボードを運用するようなケースにおいて、効率的に管理できるようになりました。*
* 権限管理機能はMakers/Proプランでご利用いただけます。
なお、SORACOM Lagoonは、個人や検証用途を想定した無料のFreeプランのほか、閲覧ユーザーや、作成可能なダッシュボードやアラート数を拡張できるMakerプランとProプランのふたつのプランがご利用いただけます。
詳しい利用方法は、ユーザーサイトをご確認ください。
https://users.soracom.io/ja-jp/docs/lagoon-v3/
ソラコムは「IoTの民主化」を掲げ、SORACOMプラットフォームを通じてIoT技術をより使いやすく提供することで、多くの活用事例とイノベーションの創出を目指します。
・IoTデバイスのデータを、グラフ、テーブル、地図、リスト等を組み合わせたダッシュボードを簡単に作成
・アラートを設定し、メール送信、SlackやLINE への通知、Webhookによるシステム連携が可能
・パソコンやスマートフォンなどのもバイル端末で閲覧可能なダッシュボードを、特定の第三者に共有、公開が可能
※ご利用には、データ収集・蓄積サービス「SORACOM Harvest」の利用が必須となります。
SORACOM Lagoonには、機能の応じて3つのプランがあり、Proプランでは高度な機能拡張や、ユーザーやダッシュボードの追加ライセンスパックがご利用可能です。
※ 利用料金の日割り計算は行いません。 FreeプランからMaker/Proへの切り替えに関しての詳細はサイトをご覧ください。
SORACOM Lagoon の詳細:https://soracom.jp/services/lagoon/
SORACOM Lagoon の新バージョンで追加された機能詳細:https://users.soracom.io/ja-jp/docs/lagoon-v3/
IoTプラットフォームSORACOMを通じてIoT通信とインターネットに「つなぐ」システム構築に必要なサービスを提供しています。SORACOMの利用で、少ない初期費用でIoT活用のアイデアをスピーディに実現でき、国内外の20,000超の様々な業界・規模のお客さまがビジネスの進化に利活用しています。
ソラコムコーポレートサイト https://soracom.com
<本ニュースに関するお問い合わせ>
株式会社ソラコム 広報 田渕
pr@soracom.jp