あらゆるものがインターネットにつながる IoT(Internet of Things)の実践と活用では、IoTデバイスと呼ばれる様々なセンサー機器や装置、IoTデバイスからデータ処理をするクラウドへのデータ送信手段、そしてもちろんクラウド、という仕組み全体を考える必要があります。2015年9月末に発表したIoTプラットフォーム SORACOMは、誰もがIoTを実現できるよう、必要となるIoTデバイスの選定支援、通信サービス、アプリケーションなどを、ワンストップで支援します。
IoTプラットフォーム SORACOMは、IoT専用のモバイル通信サービス SORACOM Air に加え、IoTデバイスとクラウドをセキュアに通信させるネットワークサービス、データ保存や可視化、クラウド連携を実現するアプリケーションサービスを提供しています。
IoTデバイスをインターネットにつなぐための無線通信サービス。
国内外・複数の通信キャリアで使える3GやLTE等のセルラー通信に加え、省電力に優れたLPWANであるSigfoxやLoRaWANに対応。機器や用途、稼働場所や機能に応じた無線通信をお選びいただけます。
IoTデバイスの本格的な調達は数千台単位で実施されることが多いですが、まずは試作品を作ってみたいというニーズにお答えすべく、1台から当社ウェブサイトで購入できるSORACOM対応のIoTデバイスを提供しています。素早い試作品の開発はお客様のIoTプロジェクトを成功に導きます。
VPN接続や物理専用線でIoTデバイスからクラウドや自社データセンターまでをセキュアに接続するサービスや、SORACOMでつながるIoTデバイスに必要な時にだけ遠隔から安全にアクセスできるサービス等、IoTシステム運用におけるネットワーク構成の様々な課題を解決するサービス群です。
IoTデバイスから送信されるデータを時系列で保存し、一覧性のあるダッシュボードを作成/共有できるサービス、様々なクラウドや、AI/機械学習などのサービスへのデータ転送サービス、IoT デバイス管理など、IoTデータ活用やIoTデバイスのメンテナンスにおける課題を解決するサービス群です。
SORACOMの提供するプラットフォーム機能を、管理画面を通じてコントロールできます。アクセス権限や認証情報の管理も統合されており、セキュアで容易にIoTシステムの管理を行うことができます。画面操作だけでなく、すべての機能にAPIを提供しており、自社の業務システムに機能を組み込んだり、運用を自動化することができます。